めがね
本当に贅沢な時間の過ごし方というのはこういうのをいうのかも知れない。綺麗な海と空。澄んだ空気。心地よい風。何を強制されるわけでもなく、ただ自然の中に自分がいる。タエコは都会の人間関係から逃げてきた人だと思うのね。流れていく時間に身を余だねる術を知らない。そういう人多いかも。南の海辺の町を訪れたタエコ(小林聡美)は、重いトランクを引きずりながら、小さな民宿にたどり着いた。宿の主人ユージ(光石研)、常連客のサクラ(もたいまさこ)、高校教師ハルナ(市川実日子)らのゆったりしたムードに巻き込まれ、タエコの心も次第にたそがれていく。(MovieWalkerより)
大きな事件があるわけでもなく淡々と過ぎていく。セリフ一つ一つが心に残る。
「いくら真面目にやっていても休憩は必要です」
「大切なのはあせらないこと。あせらなければ、きっと。。」
「旅は思いつきで始まりますが、永遠には続かないものです」
仙人のようなサクラ(もたいまさこ)が素敵。背筋をまっすぐ伸ばして凛としてる。出てくる食事がどれも美味しそう。素朴で心のこもってそうな朝ごはん。みんなでパクつく大きな海老。サクラさんの氷あずき。食は生きる源ですもんね。大事です。それからワンコがとっても可愛い。癒しの名脇役です。こんな宿があるのなら行きたい。長期滞在したい。たそがれるの得意ですから。
観た人それぞれ感じることが違う作品だと思う。なぜみんな「めがね」をかけているのか。本当のことは他人にはわからないということなのか。しっかりと自分を見ましょうということなのか。どうでしょう?
朝ごはんには梅干しを食べるといいそうですよ。「梅はその日の難逃れ」
![]() | めがね(3枚組) 小林聡美 VAP,INC(VAP)(D) 2008-03-19 by G-Tools |




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